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連載 競輪全史が語る 第7回

ミッドナイトは逃げ天国か

深夜レースの先行有利を数字で確かめる

リード

深夜のミッドナイト競輪は、昼のレースと戦い方が違うのか。発走時刻で四つの時間帯に分けて決まり手を数えると、ミッドナイトは逃げが29.2%と際立って高く、『先行有利』がはっきり数字に出た。

モーニングモーニング 逃げ 26.5%26.5%モーニング 捲り 28.4%28.4%モーニング 差し 45.1%45.1%N=57,703デイデイ 逃げ 21.0%21.0%デイ 捲り 33.3%33.3%デイ 差し 45.7%45.7%N=125,118ナイターナイター 逃げ 21.3%21.3%ナイター 捲り 33.6%33.6%ナイター 差し 45.1%45.1%N=55,071ミッドナイトミッドナイト 逃げ 29.2%29.2%ミッドナイト 捲り 29.2%29.2%ミッドナイト 差し 41.6%41.6%N=49,995逃げ捲り差し
出典: 輪報データベース

ミッドナイトは逃げ天国

デイ(12〜17時)の逃げ1着率が21.0%なのに対し、ミッドナイト(21時〜)は29.2%。逆に捲りはデイ33.3%→ミッドナイト29.2%と減る。ミッドナイトは7車立てが中心で、ライン数が少なく周回も短い。後方から仕掛ける距離的余裕が乏しく、先手を取った選手がそのまま押し切りやすい。

時間帯は『番組』の別名

この差は時刻そのものというより、時間帯ごとの番組(車立て・グレード)の違いだ。本連載の第3回で見た『捲りの衰退』も、ミッドナイト増が一因だった。深夜のレースを昼と同じ感覚で買うと、捲り一発に賭けて外す——時間帯は、狙うべき戦法を切り替える合図でもある。

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