連載 競輪全史が語る 第8回
ガールズは捲りの競技
ラインなき個人戦の読み方
リード
ガールズケイリンにはラインがない。全員が個人で走るこの競技を、どう読めばいいのか。男子と決まり手を並べると、答えの入口が見える——ガールズは捲りが47.8%を占め、男子(30.6%)を大きく上回る『捲りの競技』だった。
ラインが無いと、脚力がむき出しになる
男子は番手差し(差し45.8%)が最多だが、これはラインの連携が生む決まり手だ。ガールズにはその援護がないため、後方から自力で外を回して抜き去る捲りが主役になる(捲り47.8%)。風除けも番手もいない個人戦では、純粋な脚力とスピードがそのまま結果に出る。
だからガールズは『指数と得点』で読める
ラインの綾を読む必要がない分、ガールズはむしろAI指数と競走得点の素直な比較が効く。本紙はガールズ戦を『ライン戦なし』と明示し、並び予想を出さない。捲り優位という土俵の性質を踏まえれば、地力上位が力通りに勝ち上がる場面が多い——予想はシンプルになる。
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